臨床医学院
学院紹介
吉林大学臨床医学院は1939年9月晋察冀軍区衛生学校軍医期創立され、カナダの国際的英雄で胸部外科医のノーマン・べチューン氏により当院の創立と教学、医療作業が行われた。晋察冀軍区衛生学校は創立以来、ノーマン・べチューン学校、ノーマン・べチューン医科大学、中国人民解放軍華北医科大学、中国人民解放軍第一軍医大学、長春医学院、吉林医科大学、ノーマン・べチューン医科大学などの名が下され、2000年に吉林大学を含む五の学校と共同で新吉林大学を提携した。1950年8月に天津の中国人民解放軍第一軍医大学において臨床学院を設立した。1954年9月、長春の中国人民解放軍第一軍医大学に移転し、臨床管理部及び三つの臨床学院が設立され、年級管理制度を実行した。1985年，ノーマン・べチューン医科大学において臨床医学一部、二部、三部が立てられ、院と部の合一を見込んだ管理制度が実行され、その後第一臨床医学院、第二臨床医学院、第三臨床医学院と名された。2007年1月、吉林大学でノーマン・べチューン医学院が創立され、従来の基礎医学院のほか、第一臨床医学院、第二臨床医学院、第三臨床医学院が含まれていた。
2013年5月、医学教育管理制度の改革と臨床医学人材の育成のため、臨床医学一級学科を基に、吉林大学臨床医学院が設立され、その元に臨床医学院第一学院と臨床医学院第二学院、臨床医学院第三学院が形成された。創立早期は主に本科生教学と学生管理に重きを置いて取り組んでいた。
当学院は臨床医学一級学科博士学位の授権を有し、国家教育部と国家衛生部が認めた最初の医師教育計画試行先である。学術交流を重んじ、国際協力の促進を図り、人材育成のため多数の国や地域の学校や研究所と協力関係を築き上げてきた。また、毎年国内外の有名な専門家を招いて講座を開き、定期的に学生の海外留学を取り組んでいる。当学院はアメリカ、イギリス、カナダ、スペイン、オランダなどにおける30の国家学院と団体と携わり、現在45カ国からの留学生526名を有している。
現在、当学院ではダブル雇用教授3名、「計画」教授3名、国家教育部新世紀人材５名、革新団体２つ、長白山学者５名を有している。また、首席科学者として2の「973計画」プロジェクトと５の国家科学技術特殊項目、293の国家自然科学基金プロジェクトを担い、58の省以上科学技術表彰を得、臨床医学ESIランキング世界の前1%を占めた。一篇の文章が『Nature』誌に収録され、臨床医学専攻は国家教育部臨床医学改革試行先、「優秀医師教育計画」改革試行先として名され、国家の認証を得ている。
当学院は学生の量と質のバランスを図り、募集人数を常に350人前後に収めている。2011年に臨床医学専攻が国家教育部の認証を得た後、2012年11月、国家教育部の「優秀医師教育計画」人材育成試行先と五年制臨床医学人材育成試行先の枠に選ばれ、2014年、国家教育部に臨床医学専攻改革試行先として選ばれた。臨床医学専攻（「５＋３」一体化）の形成と改革は国家教育部と国内医学院からの注目を浴び、全面的な人材育成のために良い始めを切り開いた。
現在、当学院では臨床医学8年制試行クラス、臨床医学専攻「５＋３」一体化、臨床医学5年制の学生2000名が在籍している。ノーマン・べチューンの精神を貫こうと、学生たちは「全国高等医学院大学生臨床技術コンテスト」や「基礎医学革新フォーラム及び実験設計大会」などで次々と成果を得ている。6のクラスがそれぞれ2007年、2008、2011、2013、2014、2015年に「優秀クラストップ10」、１クラスが長春市「優秀クラストップ10」の名誉を獲得した。２名の学生が2009年、2010年に「優秀大学生トップ10」に輝き、８名の学生がそれぞれ2004年、2008年、2009年、2010年、2011年、2012、2013、2014年に吉林大学「優秀大学生トップ10」の名を得た。また、当学院では「ノーマン・べチューン青年ボランティア协会」、「中外学生交流会」、「白衣読書协会」、「学業促進会」などのサークルが設けられている。
当学院の三の付属病院はいずれも三甲病院で、患者用ベッド総数は11224基、年平均受付550万9000人、入院42万2000人、手術量1万9000回として吉林省の大半の救急と公共衛生事件の対処を担っている。
そのほか、臨床医学など11の専攻の本科生教学と臨床医学修士、博士の育成作業を担当している。最近四年間にわたり、1800名の本科生と3000名の修士、620名の博士卒業生を輩出した。臨床医学学位修士と博士の医師資格認定試験合格率は98%、卒業生就職率は98%に達している。
当学院卒業生は世界各地に広まり、各領域で積極的な役割を果たしている。卒業生で現在協和病院院長の趙玉沛氏は1982年にノーマン・べチューン医科大学を卒業し、国内インスリン腫手術第一人として、国家科学技術二等奨獲得者である。中国医科院腫瘤病院院長赫捷氏は1984年にノーマン・べチューン医科大学を卒業し、国家衛生部貢献青年専門家で国家科学技術一等奨獲得者である。1982年の卒業生劉勇軍氏は国際的有名な免疫専門家でアメリカDNAX研究所首席科学者、アメリカベイラー大学医学研究所副総裁、科学ディレクター、免疫研究所所長、中国国家計画B類特別教授などの役を務め、Nature、Scienceなどの雑誌において200篇余りの論文を発行し、その引用総数は25000回を超えている。
